2015年08月15日(土)
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空にさく戦争の花火
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高橋秀雄さんの新刊 「空にさく戦争の花火」(今人社)を ご紹介。
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花火は、美しいし、死者の魂を鎮魂するという意味ももっているそうですが、この本の主人公、シンゴのひいおじいさんは、花火がだいきらいでした。その音も煙も、艦砲射撃をおもいだすからです。 戦争を生き抜いても、何十年たっても、消えぬ恐怖をかかえていかねばならない…そんなことを、しみじみ思った一冊です。 画家さんは、「丸出ダメ夫」の作者、森田拳次さん。 お話にぴったりのイラストです。
今人舎の「戦争を語り継ぐための合作絵本」シリーズ、いいですねえ。
画像がうまく取り込めず、小さくなっていますが、とても 印象深い表紙です。
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