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2015年01月31日(土)
わんわんランドセル & おならくん
なつかしくて、心温まる短編があつまった
アンソロジー本、2冊です。

★★★★★

わんわんランドセル(創作集団ばやしの会編)

本のタイトルにもなっている、西美音さんの
「わんわんランドセル」は、なんといってもラストのオチが
たのしい! (世の中の校長先生は、さてどう思うか? その反応もしりたいところです)

その他にも、低学年のこどもたちに喜ばれるおはなしがいっぱいですね。


★★★★★

おならくん(創作集団ばやしの会編)

なんといってもタイトルがけっさく。
ちょっとはずかしいけれど、笑っちゃう!
「おならくん」の作者は、関谷ただしさん、ナイスミドルな
方ですが、こういう楽しいおはなしを書かれたのにびっくりしました。
ほかのおはなしも、どれも面白かったです。


2015年01月02日(金)
新年
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2014年12月20(土)
カッチン
いずみたかひろさんの新刊、
「カッチン」(小峰書店)
をご紹介させていただきます。

★★★★★

なんといっても、やんちゃな、男の子たちがすごくいいです。
ああ少年時代!
どの作品も映画のワンシーンをみているようでした。

懐かしいあの時代が、ぎっしりつまった大変に読み応えのある作品に圧倒されました。
「ほろ苦い汽笛」は、ラストちょっとだけうるうるしましたが、どの作品も、むりやり泣かせる手前で余韻をのこして終わりにしているところがとてもいいなあと、思いました。

押し付けられた感、読まされた感がなく、
自然にページをめくる手がすすみました。私は
作者のいずみさんより、10歳ほど若い!(^^)!のですが、
ああ、こんな悪ガキいたよなあ〜。
ああ、近所にこんな名物おじさんもいたなあ〜。
と、忘れていた子ども時代も思い出させてくれました。

1950年代をを経験した人も、映画で知っている年代の人も、楽しめる1冊です。



2014年11月19日(水)
声の出ないぼくとマリさんの1週間
「声の出ないぼくとマリさんの1週間」(汐文社)

松本聰美さんの、新刊をご紹介いたします。

★★★★★

毎日小学生新聞に連載され、よませていただいていましたが、それが単行本に!
新聞連載のときとはまたちがって、一気に読めるのが、単行本のすばらしいところですね。
学校に行けなくなってしまい、声もでなくなってしまった
主人公のシン。そんなときに、母親のアメリカ出張がかさなり、父も亡くしているシンは、母親のおさななじみである
マリさんと、同居することに…。
でも、実はマリさんは……。
重いテーマを扱いつつも、癒されるのはなぜでしょう。
マリさんのなが〜いつけまつげや馬のようなぱっちり目? こんなタレントいるいるって、想像をふくらませる楽しさもあります。
傷をかかえてしまった子がひとときでも、別世界を体験して
成長するって、大事なことかも。
しみじみ…じわじわ…感動がつたわってくるおはなしです。


2014年09月01日(月)
ぞくぞく
ぞくぞく☆びっくり箱 第2巻
「こわ〜い オバケ 5つのお話」
が発行になりました。

中高学年の朝読にぴったり! のお話が5編収録されています。


世界でいちばん、こわいおばけ(加藤純子・作 北田哲也・絵)
ジンゴ(西美音・作 後藤あゆみ・絵)
迷宮の怪物(牧野節子・作 橋賢亀・絵)
ねだりわらし(毛利まさみち・作 亀岡亜希子・絵)
箱(磯みゆき・作 寺島ゆか・絵)

表紙絵のかわいさに反して、いや〜〜、怖いです。背筋が…。だから、おもしろい!

*****




2014年08月02日(土)
夏休みの本
もう一冊、岡田さんの本のご紹介です。

★★★★★

『夏休み、翡翠をさがした!』(岡田依世子作 アリス館)

こちらは、わくわくドキドキの高学年向け、冒険ものがたりです。
主人公の玉江ちゃんが、いとこの哲平、同級生の信彦、男の子ふたりと協力して、家につたわる伝説の謎をときつつ、翡翠をさがしに、洞窟へ!
翡翠って、どんなの? どこで取れるの? 伝説に隠された謎は??
子どもたちの姿が、こんなに生き生きと描かれた、お宝さがしのおはなしって、めったにないと思います。
夢中になって一気読みしました。


イビキングと、まったく同時期に2冊発行された岡田さんの筆力にも、岡本順さんのすばらしいイラストにも、感動!
の一作です。


2014年08月01日(金)
夏休みですね。

夏休みの読書にぴったり! の本を、ご紹介いたします。


☆☆☆☆☆☆☆☆
『イビキングをやっつけろ』(岡田依世子作 国土社)
           
怪獣イビキングが、千奈子のパパの体をのっとろうとしている! どうしたら、イビキングをやっつけられるの?

一生懸命家族のために働いてくれてる、パパ。よるは、ついついビールに手がのびて…。
「あれっ、うちのパパと同じだ!」って、おもう子が
クスリとわらってよめるお話。
私は、迷惑みんなにかけまと、キャンプ場にいったときに、車の中でねようとするパパの優しさに、ほろり…。
とても素敵なおはなしです。

板垣トオルさんのイラストも、おはなしにぴったりです!


☆☆☆☆☆☆☆☆





2014年05月12日(月)
産経児童出版文化賞
児童文学者協会の友人で、プロ作家の赤羽じゅんこさんが、作品「がむしゃら落語」(福音館)で、産経児童出版文化賞のニッポン放送賞を受賞されました!

小学5年生の主人公、雄馬が落語をおぼえていく過程が、テンポよくすすみ、いつのまにか作品世界にはいりこみ、笑いつぼにはまってしまいます。
落語家の笑八や、クラスのの女の子鈴音や、田んぼトリオ、わき役たちもそれぞれが、とても魅力的!
男の子も女の子も、楽しめるおはなしです。

きむらよしおさんのイラストもぴったりです。


★★★

また、同じく産経児童出版文化賞のフジテレビ賞を、
評論家でもあり作家でもある藤田のぼるさんが
「みんなの家出」(福音館)で、受賞されました。

小学生の家出というテーマが、けっこうまじめに描かれているのですが、早川純子さんの挿絵が、擬人化された鶴や亀ということもあり、肩のこらないユーモラスな不思議な読後感を感じました。
はい、人は(子供も大人も)、いつも…自分の居場所をいつもさがしているんでしょうね。

福音館の本がダブル受賞、すごいです。
おめでとうございました!


2014年04月25日(金)
新刊
ぞくぞく☆びっくり箱 第1巻
「あわてんぼ オバケ 5つのお話」
が発行になりました。

中高学年の朝読にぴったり! のお話が5編収録されています。


あわてんぼうおばけの初恋(藤真知子・作 寺島ゆか絵)
お鈴とまめ地蔵(河野睦美・作 後藤あゆみ・絵)
乗りまちがえた、バス(服部千春・作 亀岡亜希子・絵)
目玉をなくした百目こぞう(ライスたけお・作 橋賢亀・絵)
こわい目にあった男(内田麟太郎・作 北田哲也・絵)

拙作「お鈴とまめ地蔵」は、京都を舞台にした、時代劇風のおはなし。
後藤さんが、私の思い描いていた主人公のお鈴ちゃんに、ぴったりのイラストをつけてくださり、感激です。

是非、本屋さんでさがしてみてくださいませ〜!



2014年03月15日(土)
月例合評会
第3土曜日は、同人誌仲間「ふろむ」の合評会です。
毎月あたりまえのようにやっていたのですが…
先月2月は、大雪のため、(おそらくはじめて)中止になりました。
ですので、今月は珍しいほど小人数の会でしたが、楽しくすごしました。
なにしろ、卒業式や送別会シーズンですので、仕事を持ちながら創作をしているメンバーは、3月が一番いそがしい?

きょうは、始まりから、終わりまでトータルすると5人の参加でしたが、代表Tさんが、3時半まで参加のちおばさまのお通夜のため、山形へ。
Mさんは、咳(体調不良?)のため、4時まで参加のち、早退。
もうひとりのTさんは、自治会の会合に出てからの参加だったので、遅れて3時ごろからの参加。
で、

みんな忙しい中でも、短時間でも参加してくれているのだなあ〜と、勝手にしみじみした帰りの電車でした。

2次会は、今回は飲み屋さんではなく、池袋ルミネ(元メトロポリタンプラザ)8階レストラン街のドリア専門店「神戸元町ドリア」で夕食をいただきました。
(おいしかったし & 楽しかった〜!)


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shiromuku(hu1)DIARY version 3.04