2004/05/27(木)
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公開シンポジウム
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23日の日曜日に、児童文学者協会主催の研究会(公開シンポジウム)に参加した。 テーマは「魅力ある児童文学をさぐる」。 児童文学のすみっこのそのまたすみっこの方にいるわたしなどは、 (そういえば、けさ、テレビで、『すみっこ』という、隅と、真っ黒な炭をひっかけたキャラクターを見て、思わず、ひとりでうけてしまった・・・) ただただ、雰囲気を味わえればと思って参加したのだが、まさに、熱い討論に感動! ゲストの「ふたごの魔法使いシリーズ」で売れっ子の川北亮司さんや大御所評論家の鳥越信さん、客席にいた古田足日さん…、真剣に児童文学に取り組んでいる方たちを見てとても刺激をうけた。 ちなみに、公開シンポジウムなので、わたしのとなりに座ったのは、なんと大学生のとてもかわいい女の子だった。 文学部で、司書の資格もとろうとがんばっているとのことだった。若くて、ういういしくて…、うらやましくなった。 討論の中で、印象にのこったのは、鳥越さんの 「大事なのは、本に書かれたことが、実際にあったかどうか?ではなく、読者が、これは絶対にあったことにちがいない、と感じることだ」という発言。 そういう意味では…去年から今年にかけて読んだ本の中では、『本格小説』がだんとつ、それでしたね。まんまとだまされました。 主人公の東太郎は、ぜったい実在の人物にちがいないと思って、わたし、インターネットで調べちゃいました。そしたら、同じように調べて、がっかりしている人がけっこういることがわかって、笑えた。(はやく映画化してほしいなあ…) ちょっと話がそれましたが、シンポジウムのあとは、 『ふろむ』仲間の鳥野さんと、彼女の友人である池田美代子さんと、神保町でお茶。 みよこさんは、『占い魔女シリーズ』など、もうたくさんの本をだされている作家さんだけど、とにかく気さくで楽しい方。 みよこさん、さっそくBBSにも書き込んでいただいて、どうもありがとうございました!
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