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2009年06月18日(木)
ご来場ありがとうございます
おとといから、始まった、地元市原の美術展。
おかげさまで、たくさんの方のご来場をいただき、どうもありがとうございます!
初日には、市長さんもご来場くださり、一緒に写真をパチリ。昨日は、市原ケーブルテレビのスタッフの方が、作品を撮影にきてくださいました。(金曜日から、1日3回放送されるそうです)
また、昔からお付き合いいただいている、ミシンさん、ゆうさん、うにさん、チズさん、公民館でお世話になったもうひとりのチズさん、職場でお世話になっているTさん、お忙しい中、来てくださり、本当にどうもありがとうございました!
のこり、3日間ですが…、
もし、お時間のあるお近くの方、ご来場、お待ちしております!




2009年06月15日(月)
『総美展』開催中
例年開かれている、地元、市原での美術展の搬入&展示作業が、きのう無事におわりました。私の絵は、いつもの場所(けっこう、異質なので…入り口すぐが、定位置)に、納まりました。
なぜだか、会計まで引き受けてしまっているので絵を描き終わってからも、保険の契約やら、銀行への入出金やらドタバタ。今週は、会場当番や、新しい方の入会審査の受付やらパーテイやら…。
家計簿をつけたことなんて、一度もない身なのに、会の資金を預かっているので、疲れます。展示終了後も会計報告やら、けっこう面倒…。もう、4年もやったので、「来年は絶対にやりません」と、きょうは、まわりじゅうに宣言して帰ってきました…。

でもまあ、絵を描くのも、創作をするのも、作業はひとりですが、組織に所属すると、そういうもろもろの別の仕事がついてきます。
それはそれで当然ですし、面倒なことばかりではなく、新しい人間関係もでき、楽しいことや自分のためになることも多いです。

というわけで、明日から一般展示です。
お時間がありましたら、是非お立ち寄りくださいませ。

『総美展』
サンプラザ市原2階(JR五井駅前)
6月16日(火)〜6月21日(日)
AM10:00〜PM6:00
(最終日はPM4:00終了)






2009年06月13日(土)
眠れない日々
ふだんは、あまり、心配性なほうではないと思うけれど…、先週から今週にかけては、家族の健康のことで、医者通い。
(近所の町のお医者さんなのだが、繁盛しており、評判もわるくない)
が…、「そんなに、心配しなくて大丈夫ですよ!」と言われても、ネットで調べた情報を考えても、なぜ、心配しなくて良いのかが納得できない。
どうしても気にかかることがあり、珍しく、心配で眠れない日々がつづいてしまいました。

それでも、昼間は、どこかにでかけないと、かえって良くないだろうと…、実家やら図書館やら買い物やら、きのうは、部会で東京へ…。

結局、紹介状を書いてもらい、きょう、別の病院へ。
そうしたら、気持ちがかなり軽くなったのです。
それはなぜか…というと、(まだ、心配事が完全に解消されたわけではないけれど…)きょうのお医者さんは、今後、予測されるパターンをかなり丁寧に説明してくれ、その上で、最悪パターンに続く道は、かなり少ないから…と、言ってくれたから…。

おかげで、今夜は、ゆっくり寝て、明日の絵の搬入&展示にそなえられそうだし…来週の美術展の期間は、楽しくすごせそうです。



2009年06月08日(月)
美術展準備
来週からの地元美術展のための作品(F50号)が、ほぼ…仕上がりました。

一番楽しいのは、キャンバスを張っているとき…。
かなづちで釘を打つのって、けっこうストレス解消になったりします。
しっかりたるみなく張れた真っ白なキャンバスをながめるのは、かなり快感です。

それから、今年はどんな絵にしようかと、スケッチブックを半日くらいながめ…、下絵になりそうな絵を2〜3枚えらびます。
それから、頭のなかでアレンジし、ほとんど下書きせずに、いきなり描き始めます。(昔は、せっせと木炭で下描きをしていましたが…)

それから5日間くらいは、ほぼ一日中、音楽を聴きながら描いています。といっても、とちゅうでお菓子をたべたり、テレビを見たり、家事はほどほどにやりますが…。

で、仕上がってくると、どこでやめるか…が、とても難しいところ…。
緻密に描きすぎて、かえってはじめの勢いがなくなってしまことも多く、そういうときは、またモデリングペーストとアクリルを混ぜて塗りつぶし、時間を置いてから、また描き直します。

で、キャンバスを張ってから、きょうでちょうど1週間。
なんとなく…ほぼ仕上がった感じ。
小鳥が可愛すぎて、甘いような気もするけれど…、このあと、どこまで筆をいれるかは、とても微妙なところです…。


2009年06月05日(金)
人にはどれだけの土地がいるか
小学生のとき、もっとも心をゆさぶられた作品が、トルストイ原作のこの話でした。
働きものでありながら、必要以上の土地を欲したために命をおとしてしまう、主人公パホームの一生は、なんとも皮肉で哀しく…、それは、こども心に「欲ばりすぎてはだめ」という単純な教訓を植えつけるだけのものではない魅力をもっていました。
物語の中では、パホームが欲張ってしまったのは、人間にばけた悪魔にそそのかされたため…ということになっていますが、「悪魔は、つまり誰の中にも潜む人間の別の顔なんだ…」なんていう、哲学的なことまで考えていたように思います。

ところで、私がはじめて出あったときの、このお話は、川端康成・監修、小出正吾・編著の『世界の名作童話』(偕成社)だったのですが、のちに、大人向けの訳本、トルストイ作品集を読んでびっくり。ロシアの風土や宗教色が濃いのはわかるのですが、なにより、出だしが、農家の嫁であるパホームの奥さんと、都会からきた姉のイヤミ合戦のような会話で始まっていたのです。

え〜っ?? トルストイの奥さんが悪妻であったとのエピソードは有名ですが、それが物語に反映されているのか…、それとも、もともとはロシアに伝わる民話を題材にしたということなので、民話そのものに、悪妻や姉妹の競争心までもが盛り込まれているのか…。

で、今回の絵本『人にはどれだけの土地がいるか』(トルストイ原作、柳川茂・文、小林豊・文)は、ちょうどその中間のようなストーリー展開になっているような気がします。パホームも、パホームの奥さんも働き者ですが、なにしろ奥さんのお姉さんがイヤミなんですよね。「土地をたがやして作物をつくる生活ほどやりがいのあるものはない」というパホームに、「いくらえらそうなこと言っても自分の土地じゃないんでしょ」と、究極に意地悪なセリフをはきます。これじゃあ、パホームが土地を欲して死にものぐるいになるのも仕方がないかも…。

なんにしても、こうした読み比べは、大人になってからの絵本の楽しみのひとつなのです。


2009年06月03日(水)
ディズニーシー
3年ぶりくらいで、ディズニーシーにいきました。今までは、いつも家族と一緒に行っていたけれど、今回はほぼ同年代の児童文学者協会のお仲間友人6人、熟女ばかりのツアーでした。
子どもが一緒でないと、いまひとつ盛り上がらないかも…との懸念はどこへやら…、笑いの連続。人魚の踊りにうっとりし、アベックしかのっていない二人乗りの乗り物に、おばさんペアで乗り…なにしろ、とても楽しめました。
なにより、6月という季節、インフルエンザの影響もあってか…、ほとんど並ばずに乗り物に乗れ、一日たっぷり楽しめました。
娘に、ずるいな〜と、言われたけれど、こういう平日にいけるのが中年主婦の特権なのですよね。




2009年06月01日(月)
天地人ときつねのおきゃくさま
ゆうべ、NHKの『天地人』を見ていて、ふと、『きつねのおきゃくさま』(あまんきみこ・作)が、思い浮かびました。

上杉家に人質としてやってきた真田幸村は、戦乱の世においては、「人を信じてはバカを見る…」と、なかなか上杉の侍たちにうちとけることができません。「たとえバカを見ても、人を信じた生き方をするほうが、楽しいのだ」という、直江兼続の言葉に当初はとまどいつつ、その人柄にひかれていくというのが、ゆうべのストーリーでした。

『きつねのおきゃくさま』は、小学校の国語の教科書にも載っているおはなしですが…、食べてしまおうとおもっていたやせっぽちのひよこに、「きつねおにいちゃんやさしいね」と言われ、きつねは、ぼうっとなります。つぎつぎにやってきたやせっぽちのあひるや、やせっぽちのうさぎにも、なんの疑いもなく信じられたことにより、太らせてから食べようとおもっていた思惑に反し、狼から3人を守って死んでしまうきつね。

あ〜、これって、まるで戦乱の世の中に置き換えてみることができるじゃないか…と、思いました。

田辺聖子さんが、新聞連載のエッセイの中で、古典の中に「物語のタネ」があると書いています。
中世の話を換骨奪胎して現代風にしたり、逆に現代の新聞記事を王朝の話にしたてたりしても、おもしろい小説ができる…と。

こんなふうに、絵本と、歴史や古典を結びつけてよむのもおもしろい…ですねえ。


2009年05月21日(木)
小学生新聞連載
この夏、毎日小学生新聞の日曜版に連載(8回)させていただく予定です。きのう、タイトル文字と、1回目の挿絵のイラスト(ラフ)がFAXで届きました。
イラストを描いてくださるのは、前回の連載のときと同じ、林文恵さん。今回も、可愛い楽しい絵をつけていただけそうで、とても楽しみです。

3月中旬に、お仕事をいただき、3月末までに企画提出。OK後、4月末が原稿締め切りだったので、たった8話でも…なんども書き直しをしているうちに、2ヶ月は、日々せわしなく過ぎました。でも、夢中で書いているときって、ほんとに楽しいです。

5月になって、ちょっとのんびりしすぎていましたが、そろそろ、6月恒例の美術展の準備をせねば…。


2009年05月18日(月)
バラの名前(ブルームーンとサマースノウ)
手入れの良い庭とはいえないのですが、この季節になるとバラの花が次々に咲きはじめます。
ずぼらな私は、きれいな花だな〜と思って買って植えても…、何年かたつとその名前を忘れてしまいます。
(花好きの姉にいわせると、バラの種類によって手入れの方法がちがうのだから、しっかり、名前を覚えておかなくちゃだめだそうなのですが…)
でも、この2本だけは、とりわけ名前にひかれて買い、となりどうしに並べて植えたものです。

そして、数年前、このバラの名前をミステリーの謎解きにして、お話(きみも名探偵シリーズ4巻に収録された『青い月の謎』)をつくりました。

毎年花をさかせてくれても、なかなか、写真に撮る機会がなかったのですが、今年は、しっかり、フレームにおさめました。


2009年05月17(日)
ブログ
秋に、地元の公民館で、絵本についてのお話をさせていただくことになり、(どんなことでもいいですから…とのお話しに)つい乗ってしまいました。
改めて、いろいろ各種『おすすめ絵本』の資料などみてみたけれど、やはり自分は自分なりの資料をつくろうと…思い立ち…、自分の好きなお話し&絵本の紹介などのブログをたちあげました。

やっと、機能が飲み込めてきましたが、うまくつづくかどうか…。

お時間のある方は、是非、お立ち寄りください。

http://blogs.yahoo.co.jp/moon_moon_land



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shiromuku(hu1)DIARY version 3.04