TOP

Log21

2008年12月23日(火)
レント
10日まえの、記念すべき節目の誕生日は、人生で3番目くらいにむなしかったのだけれど、ハッピイな誕生日よりむしろ悲しい誕生日の方がおぼえているんだから(もしかして、それは若かったときの記憶だから?)まあ、いい…と、おもっています。
きょうは、遅れた誕生日とクリスマスをかねて、娘と一緒に、ミュージカル「レント」を見に行きました。
ついでに、東京駅周辺の光の祭典と、私と同じく50歳をむかえた東京タワーの姿もしっかり見てきました。
30歳も40歳もへっちゃらだったけれど…、というより、年を重ねるって楽しいな…って、おもっていたけれど、50歳になって、これからも、前向きに生きていくのってとても大変だな…と、しみじみ感じています。
もしかして、若者だらけの芝居「レント」を見たせいかもしれませんが…。
冬期講習がはじまりました。
風邪をひかないようにがんばらねば!


2008年12月21日【日】
きのうは、今年最後の同人誌『ふろむ』の合評会でした。
池袋芸術劇場の展示ギャラリーでは、おりしも
『日仏絵本文化交流原画展・絆』が催されており、合評会の帰りにメンバーみんなで見学することができました。
この原画展は、絵本作家いせひでこさんの、フランスを舞台にした作品「ルリュールおじさん」の絵本原画展をパリでひらいたことから、フランスの出版社・絵本作家さんとの交流がうまれ、「次は、フランスの絵本原画展を東京で…」という企画から生まれたそうです。
今回、フランスからは、テイリー・デデユー氏、ジル・バシュレ氏、そして、日本からは、あべ弘士さん、いせひでこさんの作品が出展されているのですが、とにかく、その点数の多さ、おふたりの作品のすばらしさ…、そして、そのすばらしい作品が入場無料でみられることに、驚きです。
ちょうど、きのうは、いせひでこさんご本人の素敵な姿を見ることもできました。『ルリュールおじさん』は、図書館で読んでとても素敵だと思っていた作品ですが、今回、いせさんが7年の歳月をかけてかかれたという、ゴッホと弟のテオをモデルにした絵本、『にんさん』をはじめて手に取り…やはり、そのすばらしさに圧倒されました。なんど読み返しても心にしめてくる作品です。
『日仏絵本文化交流原画展・絆』は、25日(木)の20:00まで、開催されているそうです。
おでかけのついでがある方は、是非おススメです。




2008年12月08日(月)
家族っていいね(5.6年生)
PHP研究所からアンソロジー「家族っていいね(5.6年生)」が発売されました。
わたしの作品「おじいちゃんと二人三きゃく」も掲載されています。
また、同人誌「ふろむ」のメンバーでもある、田沢五月さんの作品「まっ白ごはんが好きだから」も掲載されております。
そのほかにも、楽しい作品が15編。一編が短いので、読書の苦手な子にも読みやすく…、また朝読などにも適しているとおもいます。

この「家族っていいね」シリーズは、すでに(1・2年生)(3.3年生)向けが発売されておりますので、もし、書店で見かけましたら、ぜひお手にとってくださいね。 


2008年11月30日(日)
ハリー・ポッター
第5巻で中断していた(それまでは、発売と同時に買っていたのですが、なにしろ分厚くて本棚の場所をとる…し、ちょっと飽きてきていたせいもあって…)、ハリー・ポッターシリーズの第6巻、7巻をここ数週間で、読み終えました。
なんともいえない達成感と…「飽きてきた…」なんて失礼なことを言ったものだと、反省。
なにしろ、登場人物が多いのと、名前が難しい(ファンタジーを読みなれていない頭には、名前と、人物像がなかなか一致しない…)ので辟易しましたが(いや自分の記憶力の許容量の少なさに嘆いたというべきかも…)、もう途中からは「この人誰だっけ?」とあともどりするのはやめました。すると、どんどんのめりこんで読む進めることができました。
魂を分ける分霊箱と、ハリーの額の傷、ヴォルデモートとのつながり、スネイプ先生はいったい善人なのか、悪人なのか…、そのへんが、7巻で見事に解決され、読者を納得させてくれるのです。ハリーより感動をくれたのは、スネイプ先生の生い立ちと一途な思い…でした。この結末を、一巻を書いたときから構想していた、ローリングは、本当にすごい…。

あっ、7巻は、MGさんに、『ハリー・ポッター大辞典』とともに貸していただきました。MGさんいつもどうもありがとう!

大辞典では、
人物が年表形式になり【たとえば、ヴォルデモートは1926年(つまり昭和元年)生まれ】、ホグワーツ城の案内図が載り【8階建てだったんだ〜】、呪文の語源【たとえば、ウインガーデアムレビオーサ!(浮遊せよ)は、WING(翼)、ラテン語のARDUUS(高くそびえた)LEVIO(上げる)からの造語と思われる】
などなど…、作者の想像力の下には、膨大な知識、そのための気が遠くなるような綿密な下調べ…があったことでしょう。たどればたどるほど、ため息がでてしまうような情報が満載。
ハリーポッターシリーズを買い揃えている人には、たしかに必読書かも…しれませんね。

 


2008年11月29日(土)
ものづくりは楽し…
基本的に、工作が好きです。
それも、紙をつかった折り紙や、カードづくりは、出来上がったときの達成感がなんともいえません。
とてもロバート・サプタのようにはいきませんが、
手づくりのクリスマスカード、ご覧ください。
この写真は、春夏秋冬を一冊の本の形に製本したブック型カードの秋と冬です。
その他、BBSにも写真をのせましたので、是非、一覧表示で、ごらんください。


2008年11月25日(火)
手づくりクリスマスカード
今日は、地元五井公民館の、手づくりえほん&カードづくりのお教室でした。足掛け3年くらい? たぶん、20回くらいやらせていただいたと思うのですが、今日を最終回にさせていただきました。
公民館主催の事業ではじまった講座でしたが、講座がおわってからも、ほとんどの方が続けたい…と、おっしゃってくださったときの、うれしさ…、きのうのことのようです。
たまたま、本好きのかた、お子さんやお孫さんに手づくりの本を作りたい方、いろいろな年齢層の方が集まったのですが、ほんとうにみなさん、生き生きと素敵な方ばかりで、こちらが教えられることが多かったです。
はじめたときには、中学生だった娘も、もう高校2年、来年度は受験生。
また、15人のメンバーのみなさん、すばらしい作品をたくさんつくってくだっさこともあり(下手な見本の何倍も良い作品を見せていただきました)、今回で、終了とさせていただいたしだいです。
HP見てくださっている方、いらっしゃるでしょうか?
長いあいだ、どうもありがとうございました!



2008年11月23日(日)
おはなしエンジェル
きのうは、神楽坂の出版クラブ会館で
おはなしエンジェル「こども創作コンクール」の授賞パーテイがあり、出席させていただきました。
とても可愛い幼稚園生の受賞者、毎年のように入賞している高学年の子、とてもユニークな未来の純文学者であろう中学生まで、受賞者の年齢も雰囲気もさまざまなのですが、どの子どもたちも、とにかく書くという楽しみを知っているのだと思いました。
とにかく、発想も文章力もすばらしい子がたくさん。たまたま私と同じテーブルには、年長のこどもたち(まさにエンジェル!)が多かったのですが、会話のときは、はにかんで返事に困っている子たちも、見せてくれた絵日記には、毎日の出来事が漢字まじりの文章で書かれ「どうやって、漢字をおぼえたの?」と聞くと、じしょをひいた…との答えでした。すごい!
辞書をひきながら、毎日、日記を書く! はい、見習わねば…。

にしても、エンジェルから、ただのヒューマンになってしまうのは、いくつくらいからなのでしょうか…?
きのう見ていると、どの子もまだ、エンジェルの翼をつけているようにも思えます。(うちの、かつてはエンジェルだったドレミは、エンジェルの翼が小さくなり、空からだんだん降りてきている途中かな?)

完全にヒューマンになって、地上に落ちきってしまったら、あとは、できるだけ居心地のよい地上の場所をさがして、そこにしっかり根をはって安定して生きるのが幸せなのでしょうか?
でも、一生そんな場所をさがして、(時には、翼のあったころの記憶をとりもどし、空をとんだりして)あちこち歩くのも、楽しそう。

サラリーマンとして決まった仕事をこなし、(ほぼ)安定した生活を自分にも家族にも供給してくれるのが前者(たぶん、ウチの夫はこっち)なら…、昨日、2次会でご一緒した二人の男性の児童文学者K氏と、M氏は、後者。おふたりは、もちろん売れているプロの作家さんですが、サラリーマン経験はなく、若くして書き始め…書き続け、ときにはガードマンのアルバイトもされたそうです。(おそらく文学者としての地位なんてことも考えずに)ずっと、好きな道を歩いて来たのだろうと思え、なんだかうらやましい気がしたのでした。


2008年11月20日(木)
楽しい!
いつも私に励ましと元気を下さる
加藤純子さんの、新刊本「家庭教師りんこさんが行く」(ポプラ社)が出版されました。

http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=40560030

たくさんの本をだされ、教材や入試問題に、いつくものお話しが使われている加藤さんの作品は、どれも、おもしろさのなかに、読者への励ましのメッセージがさりげなくちりばめられています。
この新作「りん子さん」も、主役は小学生たちで、それを、いつのまにか励ます結果になっている大学生の「りん子さん」は、あんがいドジで引っ込み思案だったりするわけで、
子ども目線でかかれ、読み終わったときには、(もし小さな傷でも持っていたら…それがいつのまにか癒されているような)軽い気持ちになれる作品です。

加藤さんとは、「Be子どもと本の会」という、話題の本を読む読書会で、ご一緒させていただいているのですが、
もうおひとり、やはり、Beの会のメンバーである

濱野京子さんも、おなじくポプラ社から新刊「トーキョー・クロスロード」を出されました。

http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80010180

シリーズ本をはじめ、今、次々と新刊がでている、濱野さんは、その筆力にいつも圧倒されます。


夕べは、2ヶ月に一回の、その「Beこどもと本」の会があり、他のメンバーからも、おふたりの作品や、ちょうど同時発売なので、本屋さんで並んで平積みになっているとのことで盛り上がりました。
ちなみに、Beでは、代表のHさんが、いろいろな本を紹介してくださり、その中から、全員で読む課題本をよむのですが、今回は「告白」(湊かなえ)でした。次回は「平成大家族」(中島京子)です。







2008年11月11日(火)
締め切りと 作品
ゆうべ真夜中12時の締め切りだった原稿を(一応)書き上げで、けさは、原稿を送って、すっきりした気分です。

などと書くと、まるでプロの作家の仕事のようだけれど、そうではなく、今週末に合評会がある、同人誌『ふろむ』のメンバー内での締め切り。

仕事でもないのに、締め切りって、なに? ってところですが、不思議と、メンバーみんなが、その内部締め切りを目標にやっています。
それは、多くの人の目にふれる機会は、一生ないかもしれない自分の作品を、ちゃんと本気でよんくれる仲間がいるからなのでしょう。

今回は、友人のひとりがゲストにきてくれることもあり、みんな、いつにもまして頑張った感もあります。
全部で8作品(長編も多いなあ…)、それを4時間で合評するのですから、なかなかハードですが、合評は、意見を言うのも言われるのも…、とても楽しみです。

そして、そんな同人誌の作品のなかから選ばれた作品、「マリリンの夢」が、今月も雑誌『日本児童文学』に掲載されました。掲載されたいくつかの作品のなかでも、より評判の高かった作品です。
雑誌『日本児童文学』は、図書館の雑誌コーナーにありますので、是非、ご覧ください。

ちなみに、前号には、私の詩も掲載されていますので、こちらもお暇がありましたら、目をとおしてみていただければ幸いです。




2008年11月09日(日)
同窓会
ゆうべは、娘のドレミの幼稚園時代のお母さんたちの同窓会があり、12人のメンバーが集まりました。
もう、卒園から11年、子どもたちは、ほとんどが別々の高校に通うようになり、交流もなくなってしまったけれど、お母さんたちは、久々に顔をあわせても、すぐにおしゃべりに花が咲きます。私にとっては、童話を書き始めたころに、知り合い、みな、シロウトである私の本をかってくれた方たちばかり。けっきょく、お世話になったお礼もできないままに10年すぎてしまったけれど、相変わらず仲良くさせていただいています。

とくにミシンさん、楽しい会の企画&連絡ありがとうございました。いつも感謝しております&これからもよろしくお願いいたします!



 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
[TOP]
shiromuku(hu1)DIARY version 3.04