TOP

Log2

2004/04/03(土)
浅草でパーテイ&花見
きょうは、以前に紹介させていただいた同人誌『ももたろう』の20号記念パーテイだった。
(同人誌で10年20号というのはスゴイです!)
そもそもは、
ここにも何度かご紹介の『ももたろう』の同人、赤羽じゅんこさん、山田理加子さんと尻合う…じゃない、知り合いになる機会があったおかげで、記念会によんでいただいたわけだ。
『浅草の神谷バーでパーテイ&隅田川沿いを花見散策&浅草寺にお参り』という、面白そうな企画。会報部の友人、Sさん、Aさんも参加されると聞き、心細くもなし、おまけに、ゲストに『鬼が島通信』の先生方もいらっしゃるというので、のがす手はない!
と、物見遊山の軽い気持ちで出席したのだが…。

キンチョーしましたー。
せっかく、生の山中恒さん、生の柏葉幸子さんと接近する機会もあったのに、完全に頭の中は、酸素が欠乏状態。集合写真、きっと顔こわばってましたね。
そういえば、「おひさま」の授賞式で、長新太さんや、角野栄子さんにお会いした時も、キンチョーしまくりで、酸素ボンベが欲しいなあ…と思ったのを思い出した。大御所に弱い…。
あ、そういえば、テニスの試合にはじめてでた頃も、心臓が飛び出しそうだったなあ…。(ついでにいうと、いまだに試合になると、腕がいつもの10倍は重くなる)
つまりは、チキンハートなわけで…。
あー、自己嫌悪。

でも、隅田川ぞいの満開の桜、みごとでした。言問い橋の下を屋形船が行き交う風景は、江戸! 
それに、おみやげに、神谷バー特製の電気ブランを使ったお菓子までいただいてしまった。「ももたろう」の幹事さん、至れり尽せりの企画、ありがとうございました!


2004/03/27(土)
読者モニター
この前の日記に書いた、ポプラ社の読者モニターに
あたった作品「GOOD LUCK」(仮題)を読んだ。
娘のドレミは、タイトルを見て、
キムタクがパイロット役で主演した、テレビドラマの脚本だと
思ったらしく、中身が全然違うことに、ちょっと憤慨していた。
まあ、それはさておき、
サブタイトルには
あなたは「運」と「幸運」の違いをしっていますか?
たぶん帯のコメントになる一文には
「魔法のクローバー」伝説を通して語りかける、大人のための哲学寓話
とある。
で、読み始めてすぐは、あー、例の「チーズはどこへ消えた」と
同じだな…という感じ。
セントラルパークで54年ぶりに再会したマックスとジム。
貧しかったマックスが富を築き、豊かだったジムがすべてを失っていた。それは、なぜか?
でも、チーズとの違いは、この1章の導入に続く、2章の物語
「魔法のクローバーの伝説」のおもしろさにあると思う。
この宮廷魔術師とふたりの騎士の物語は、中世の匂いをうまくただよわせていて、それが教訓臭さをうすめている。
もっとも、わざわざとどめの最終章に
【幸運をまねく十の法則と、このストーリーの教訓】
を列記しているくらいだから、作者は、教訓くさくてもちっともかまわない、と思ったのだろう。

おまけの、幸運をつかんだ人々の名言集、もおもしろい。
「成功の九割は、信じる気持ちから生まれる」ウッデイ・アレン
など…。


2004/03/23(火)
先日、
BBSにご紹介済みの、ひげうさぎさんのサイトから、
ポプラ社第3編集部のサイトに飛んでいったら、
読者モニターを募集していたので、
ラッキー! とばかりに申し込んだ。
で、
仮題「GOOD LUCK]という
本が届いた。読み始めたばかりだけど、
おもしろそう。簡単なアンケートに答えれば
出来あがった本がプレゼントされるという、
すごーくおいしい話。
楽しみ楽しみ。

楽しみといえば、BBSにも
書きこみをしてくださった加藤純子さんの最新作、
勾玉伝説完結編「闇とのたたかい」(フォア文庫)が発売された。
加藤さんは、たくさんの本を出されている本職の作家さん。
1巻の『神かくし事件のなぞ』
2巻の『ふたご巫女のひみつ』で解き明かされなかったなぞが
3巻でするするとほどける、スピード感のある展開は見事です。
(小学校高学年向け)
ふろむのみなさん、4月の合評会のとき、お持ちしますね。


2004/03/20(土)
デイズニーランド卒業旅行
きのうは、ヒヤヒヤ、そわそわ…で一日を過ごした。

ドレミが、友だち数人と、デイズニーランドに出かけたのだ。
どうも千葉県の小学生にとっては、
卒業旅行に子どもだけで、デイズニーランドに行くというのが、
自分の成長を確かめる儀式になっているらしい。
まあ、心配しつつ、朝、おくりだしたのだが、
午後になって、
「どうしよー…。ちょっとしたケンカから、うさぎちゃんが帰ると言い出して、
はぐれちゃったー!」
というドレミからの電話。
「なぬー?」と、にわかに心配になって、
うさぎちゃんの母に電話連絡をしたりのドタバタ劇。
(うさぎママ、よけいな心配させちゃって、ごめんね)
結局、ほどなくうさぎちゃんはみつかり、夕方まで遊んで、
全員無事に帰宅と相成った。

やれやれ…おかげで寿命が縮んだーと、思っていたのだが、
ドレミがお小遣いで、父と母にペアの耳かきとキーホルダーを
みやげに買ってきてくれた。
うーん…、ペアの耳かき!
今更、夫とペアもないもんだが…、ありがたい。
ほんに『子はかすがい』じゃ。

なにはともあれ、みそぎの儀式、卒業旅行が
無事終って、12歳の子どもたちは、一歩大人に近づいた。


2004/03/19(金)
卒業式
きのう、娘のドレミが、小学校を卒業した。
絶対泣くだろうとハンカチを2枚も用意していったのに、
出番がほとんどなかった。
幼稚園の卒園式でも、泣きまくり、
4年前に役員で出席した、よその子の卒業式でさえ、
どっぷり感傷にひたって涙で目をはらしていたというのに、
(あのときは、近所の男の子に「おばちゃん泣いてたね!」と
いわれて、それはそれで恥ずかしかったのだけれど…)
我が子の卒業にして、この物足りなさはなんだろう?

その原因は歌にあり!
おもいだしてみるに、卒園式も、4年前も、泣いたのは、
「あおげば尊し」につづいて、
   いーつーのことだか、おもいだしてごーらん
と、子どもたちが「想い出のアルバム」を
歌い出したとき。
あの、耳慣れた哀愁のメロデイが涙腺を刺激してくれたのだ。
それが、きのう聞いたのは
「ひとつのこと」「巣立ちの歌」というはじめて聞く歌。
子どもたちは
先生にどなられながら必死に練習した甲斐あって
すばらしい合唱を披露してくれたのだが、
とても一度ではメロデイも歌詞も覚えられない…。
なんだかなあ…。

卒業式で泣けなかったのに、夜、
「白い巨塔」の最終回では、泣けて泣けて…
特に、
ベッドに横たわる財前五郎が、西田敏行演じる義父に、
ライターを返すところがたまらなかった。
おかげで、きょうは目がはれぼったい…。



2004/03/18(木)
卒業ポエム
     想い出が鳴る

  熱い思いを
  卒業証書といっしょに
  筒の中にとじこめてから
  何度目の春が過ぎただろう

  細長い筒をふれば
  コトコトと鳴る
  君との想い出

  取り出してしまえば
  すっかり
  さびついているにちがいない
  コトコト
  コトコトコト…
  金ボタンの音が
  心の扉をたたく

 

     雨の匂い

  雨の卒業式なんて最悪!
  教室の窓をしめながら
  うらめしげに空をみあげて  
  「誰だ雨男は!」って
  勝手にさけんだら
  「それって、俺かも…」って
  返事がきこえた

  もう声変わりをした大人の声で  
  「でも、雨って別れの日にはふさわしいよ…」
  そういって笑ったケイ君
  4月から
  電車を乗り継いで1時間もかかる
  学校へかようんだってね 
  
  きょうの雨の匂い
  忘れないよ




2004/03/16(火)
みつばち童話3冊
図書館からミツバチ童話をかりてきて読んだ。
『おじいさんとぼくのミツバチ』
『ミツバチ、ともだち』
『はちみつのタネ』
の3冊だ。
なるほどー…、と感動した。
良く使われる言葉だけれど、いわゆるキャラクターが
たってるという読後感。
主人公に魅力があって、ミツバチは脇役なのだけれど、
ちゃんと物語の鍵をにぎっているのだ。
『おじいさんとぼくのミツバチ』では、
病気で入院したおじいさんに、主人公の男の子拓郎がハチミツを
なめさせてあげるのだが、ベッドで寝ているおじいさんの
口のまわりについたはちみつを、ミツバチがなめにきてしまうという発想がすごい。
『ミツバチ、ともだち』は、
養蜂家の一家の小さな女の子奈々ちゃんが主人公。
こちらも、仏壇の菜の花に寄ってきた迷子のミツバチを
奈々ちゃんが素手でつかまえて逃がしてあげるというくだりが、
ハチとみれば、すぐに怖がって逃げてしまう私には、
驚きだった。
『はちみつのタネ』は、
ミツルくんのおやつの、はちみつクーヘンを
ねずみ、ねこ、くまが次々にもらいにきて、「はちみつのタネと交換して!」という可愛い幼年むけのおはなし。
動物たちからもらったはちみつのタネを植えたら、それぞれ、
れんげ畑、菜の花畑、アカシアの木になった、という
種明かしは、大人には少々物足りない結末なのだけれど、
ほのぼのやさしい印象。
同じテーマで、こんなにいろいろ楽しい話ができるってこと、
おもしろい。
さて、はちみつタネならぬ、おはなしのタネ、せっせと
さがさねば!


2004/03/11(木)
ミツバチ童話
「ミツバチの童話と絵本のコンクール」を主催している
山田養蜂場から、作品募集のお知らせが郵送されてきた。
なんと、今年でもう6回目だそうだ。
第1回のときに、応募してみごと落選して以来、一度も
応募していないというのに、律儀に募集要項を送ってくれるのだから、ありがたい。
別に、ハチミツをくれたから
(なにしろ、その落選のときも、記念品にハチミツのびん詰が送られてきて、おまけに、翌年のカレンダーまで届いた)
褒めるわけじゃないけど、細かいアフターフォローに
ちょっと感動したものだった。

おまけに、受賞作が三作も、ポプラ社から本になっている!
知らなんだ…。
さっそく図書館に予約をいれた。




2004/03/08(月)
神楽坂
きょうは、神楽坂の児童文学者協会で、会報誌発送のお手伝いを
した。お手伝いというには、おこがましいけれど、1000人もの会員さんに、会報誌を郵送するには、
 誌面を作るという作業だけでなく、
 それを折り、
 封筒に入れ、
 封をし、
 切手を貼り、
 郵便局に持っていく
という手間がかかるわけで、
人手があれば、邪魔にはならないらしい。
(何でもそうだけど、やってみて初めて実感…)

まあ、手間といっても、一連の作業は、案外楽しいもので、
封筒に
「灰谷健次郎様」とか「今西祐行様」なんて書いてあると
私は、思わず(オー…)と、つぶやき、なでなでしたりしてしまうのだ。
交通費もちゃんともらえるし、きょうは会報部でお世話になっているMさんと、おいしいお寿司屋さんでランチをしたし、
神楽坂に行く日は、ちょっとした非日常の一日だ。


2004/03/04(木)
6年生最後の絵教室
6年生の子どもたちのお絵かきが、終りの日を迎えた。
きっと、泣いてしまうだろうと思っていたのに、
最後まで、ドタバタ、すったもんだ…で、荒荒しく終った。
なにしろ、6年生たちは、個性的で元気者ばかりだったので、
毎回、口論(というより、バトル)になることが多く、
ある意味、それが楽しみでもあった。
みんな中学へ行ったら、部活や勉強が忙しくなるけれど、
頑張ってね!

六年間最後の思い出に、みんなそれぞれ
自分のランドセルを描きました。
BBSの『子どもたちの作品(キッズギャラリー)』
ご覧ください。


 OR AND
スペースで区切って複数指定可能
[TOP]
shiromuku(hu1)DIARY version 3.04