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2007年07月03日(火)
鎌倉散策
児童文学の友人と、鎌倉在住のYさんのお宅に訪問し、古都散策を楽しんだ。Yさんの案内で、大原美術館に行き、おいしいランチを食べ、大満足!
うちから鎌倉は、案外近く、横浜への直通バスがでているので、1時間半でついてしまった。みんなとと約束の時間には早すぎたので、北鎌倉で降りて、ひとりで円覚寺をいつになくゆっくり見た。国法の鐘楼も、(140段あまりの階段をのぼらなければいけないので、今まで登ったことがなかった)今回はじめて見た。北条時宗廟にもはじめてお線香をあげた。雨上がりの境内はアジサイが美しく、新緑の木々や岩肌にあいた洞に苔むしているところや、百観音像をゆっくりみていたら、今までになく、いにしえの時代に思いをはせることが出来た。
海外も魅力だけれど、まだまだ日本で見ていない感じていないところがいっぱいだ…。


2007年06月24日(日)
美術展終了
今年も無事に、地元の美術展(総美展)が終了した。
入場者数は、およそ1300人だったそうだ。

毎年見にきてくれる、ドレミの幼稚園時代からの友人の皆様、(うにさん、あつママさん、みしんさん、MGさん、ゆうさん…)お会いできなかった方も多く大変失礼いたしました。どうもありがとうございました!

また公民館でお世話になっている方にも、お忙しい中、足をお運びいただきました。お忙しい中、どうもありがとうございました。


2007年06月18日(月)
美術展
地元市原の五井駅前サンプラザホールで
明日から美術展(総美展)がひらかれます。

明日6月19日(火)〜24日(日)
 AM10:00〜PM6:00(最終日は4:00まで)

です。お近くの方は、是非ご来場くださいませ。


先週は、とにかく外出ばかりしていた。その中には、どうしてもはずせないこともあるけれど、やらずにすむことも多い。(やらねばならないことがあればあるほど、ほかの行動に走ってしまうのだから、受験生が、机には向かっているのに、ゲームをしたり、マンガを読んだりしてしまうのと全く同じだ。)
4日前になっても、出品作は仕上がらず…夜な夜な、キャンバスとにらみ合っていた。(なにしろ、昼間だってまるで時間がないわけじゃないのに、つい友達とランチをし…、実家にいけば、いつもはやらない草とりまでしてしまう始末)
でも、どうにか搬入2日前に仕上がった。(出来はさておき…)
満足感いっぱいで、娘のドレミに「どうだ〜!」と見せたら、いつものように一言。
「ママ、どうしてもっと早くやらないの?」

そういう、娘も明日から中間テスト。
きのうは、高校入学いらいはじめて図書館に行って勉強してきたとのこと。おまけに、いやに夜遅くまで、机にかじりついていたとおもったら、しまいに「ママ、ちょこっと数学がわかんないんだけど…」と私を呼ぶではないか。
「なに〜! 今更?」
「ドレミ、どうしてもっと早くやらないの!」





2007年06月16日(土)
童話サロン
池袋で、同人の月例合評会があった。
いつ集まっても、みんなが言いたいことをいい、創作のことも語るし、作品の批評しあうけれど、心地よく自分が開放される時間だ。

夕方は、ちょうど駅前の「アーテイスト・ガーデン」というギャラリーで、児童文芸家協会主催の童話サロンがひらかれていたので、メンバーみんなで立ち寄った。
童話作品に、イラストレーターがイメージ画をつけ、作品のあらすじと絵がセットで展示されている。
とても楽しい企画だった。


2007年06月12日(火)
手づくりえほん
昨年秋から地元の公民館でやらせていただいていた、『手づくりえほん』の講座が、とりあえず今日の午前中で終了した。
お話をいただいたものの、私でいいのかな〜? と、こわごわやりはじめ、来てくださるメンバーの皆さんには、「プロの絵本作家ではありません。趣味でつくっているだけで、よろしければ…」と、念押しをしてやらせていただいた。

案ずるより生むが安し…というけれど、やってみたら、皆さん次々に素敵な作品を仕上げてくれて、感動…だった。
それに、講師って、実は、道具と用意するだけでいい! んですね。
すばらしい作品を見せることも、できるにこしたことはないけれど、サンプル作品がとても簡単なものでも、それを工夫してかなりのオリジナル作品が仕上がることにも、びっくり。
メンバーの中に、とても一生懸命つくってくださる方々がいて、それにひっぱられて、みんなが頑張るといった相乗効果もあったのも、ラッキーだった。

メンバー15人の中には、お孫さんにプレゼントしたいという少し年輩の方、お仕事をされていて、唯一の休日なのに、来てくださる方、読みきかせ活動をさせている若いお母様方…、子どももいないし絵も得意ではないけれど…という方、いろいろな方との出会いがあり、楽しく半年あまりが過ぎた。
自分にとっても、貴重な経験だった。

終わってしまって、別れはお名残おしいけれど、ちょっとホッともしている午後…。


2007年06月10日(日)
芝居
三越劇場に、加藤剛主演の芝居「上意討ち」を見に行った。このごろテレビ出演が少ないけれど、加藤剛は、いくつになっても、素敵だ。ミュージカルでも映画でもそうだけれど、主役をはる俳優さんは、どことなく遠目の立ち姿にも、声にも、独特のオーラがあり、それが年を重ねても変わらないのがまた不思議だ。持って生まれた何かに、さらに磨きをかけた何かが加わっているのだと思う。

芝居の内容は、江戸時代、剣の腕はたつが、正直なだけで出世しない(加藤剛演じる)婿養子が、25年も悪妻の悪口に耐え、藩主からは無理難題をおしつけられ、それでも、争いごとを避けて生きてきたが、最後は、自分の正義を貫くというストーリー。でも、その正義は、一家全員上意討ちという悲しい結果におわり、それを見届けた藩士は、一言「すべて世は事も無し…」と去っていく。
相手がどんなに理不尽な場合であっても、権威というものに立ち向かうことの難しさを考えさせられた作品だった。


2007年06月09日(土)
授業参加
きょうは娘ドレミの授業参観日だった。
高校の授業参観なんて、もはや見に行く親も少ないだろうな〜と、思っていたら、教室のうしろに並んだお父さんお母さんは、30人以上。まるで小学校1年生のときの授業参観にもどったようで、おもしろかった。
ちがうのは、9年前は、あんなに騒がしくて元気でうるさくて、チラチラうしろばかりむいていた子どもたちが、一様に声が小さかったこと。(まあ、そういう年頃なのだから、しかたない)

英語の授業では、「お母様がたにも授業参加していただきます!」との先生の計らいで、数人の保護者が早口言葉
She sells seashells on the seashore.の発音を、子どもたちの前で披露するはめになった。突然指された数人の方は、なんなくそれをこなし、私は無事に指されずに済んだ。「あ〜、指されなくて良かった〜」と、ホッとした。(まるで子どもと同じ…)。

そういえば、高校時代…、やたらと指されたことがあった。
朝練(ソフトボールをやっていた)で、へとへとになり、1時間目からぐったりしていると、世界史の先生に「おい、河野、だいじょうぶか〜?」と、おどかされ、2,3時間目も、なぜかいきなり指され、4時間目おなかがすいて、ぼんやりしていると、突如「じゃ、河野くん、読んでみて!」と、英語の先生からのご指名。
午後、おなかがいっぱいになってウトウトしていると、数学の先生が「河野くん、起きてるかな?」と、またまた指される。
「おかしいな〜、全くどうして、きょうはこんなに毎時間指されるんだ???」と思っていたら…、放課後になって友人が「教卓の上、見てきてごらん!」と、おしえてくれた。
なんと、教卓の上の座席表には、大きな「先生、起こしてください!」の文字。その文字は矢印で私の名前を指していたのだ。
誰がやったのかなんてことは追求もしなかったけれど、それからしばらくは、日替わりで誰かの名前のところに、「指してください!」だの、逆に「お願いささないで!」なんていう文字が書かれていた。
懐かしく楽しい思い出だが、今ならこんなことも、小さないじめ?になるのだろうか…。




2007年06月07日(木)
書く姿勢
安東みきえさんが、2冊の本を出版された。どちらもすばらしい本で、売れている。

『頭のうちどころが悪かった熊の話』(理論社)は、頭のうちどころが悪かった熊、キツネを食べたことを後悔して泣くトラ、ないものねだりのカラスなど…たくさんの動物たちが登場する短編集。おなかを抱えて…ではなく、おもわずニンマリしてしまう本だ。ちょっとアイロニカルなユーモアに感嘆しつつ、そのなかに、さりげなく散りばめられた哲学…。
読売新聞の書評で小泉今日子も絶賛だった。
「こっそり、何かに気づかせてくれる」「子ども部屋から立派な書斎までどこに収まってもすてきな1冊」。そして、先日はめざましテレビにも出演! 本人そのまま美人だった。

もう一冊『夕暮れのマグノリア』(講談社)は、装丁もすばらしいけれど、本当にためいきが出る…ような美しい日本語&文章。おもしろいとか、さわやかとか…とは表現できない、不思議な読後感が、タイトルにもぴったりだ。

自分で勝手に科してきた禁をやぶって、知り合いの本について書いた。ご本人に了解をもらったこともあるけれど、やっぱり書きたかったから…。

きのうは、児童文学者協会の集まりがあり、2次会の喫茶店では安東さん、赤羽じゅんこさん(次々にすばらしい作品を出版されて、いつも場をなごませてくれて、それにいつもお世話になってます)その他、数人の方とお茶を飲みながら、書くこと、どこをめざして書くかについて、話題がもりあがった。
みんな(私以外のメンバーは)書くことが大好きで、良い意味で志のたかい方ばかりだ。で…、良い意味で、私も少しずつ感化されつつある気がする。
ついつい…ゆるく生きる道(楽しければいい)に、戻ってしまいがちな自分の生き方についても、いつになく考えされられた。

今までは、「売れる売れないかではなく、書くことが楽しければ続けられる、楽しければいいんです〜」と思っていたけれど、「成功するかしないかではなく、質のたかいものを目指そう、書きたいものをさがしてみよう!」かな…。


2007年06月01日(金)
ぜんまい時計
腕時計の電池がきれたので、時計屋さんに行った。
電池交換をしてもらっている間に、店内をひとまわり。…と、『電池交換不要、ソーラー電波腕時計』の文字が目に付いた。「え〜っ、電池がいらない?」電波めざまし時計は、何年か前に引き出物でいただいたものを使っているが、腕時計で、こんなのがあるなんて…。知らなかった。

う〜ん、そういえば、昔の時計も、ねじを回していたから電池交換なんて必要なかったんだよな〜、と、思いあたった。
そして、突如、ぜんまい式の柱時計を父が椅子に乗って巻いている姿を思い出した。
そうだ…、こどもの頃、柱の高いところに掛けてあった柱時計の時が止まったとき、椅子にのってぜんまいを巻けるのは、父だけだった。母の手が届かなかったかどうかは覚えていないが…とにかく、家の中にひとつしかない時計を巻くのは、父の役目と決まっていたのだ。
親の存在感って、何だろう。
父は、家にいる時間が少なく、寡黙でけっして声をあらげないかわりに、家族旅行などいちどもつれていってはくれなかった。でも、ふとんの中で「暮らしの手帳」の童話を読みきかせてくれたのは父だったし、クリスマスに大きなまるいケーキをぶらさげて帰ってきてくれたのも、父だったのだ。
勉強を教わった覚えはないが、藤沢周平や、司馬遼太郎の時代小説が好きだった父は、日本史のことだけはよく知っていた。
倒れて一晩で亡くなってしまった父は、いい思い出だけを残して逝ってしまい、後に残り、日々憎まれ口をたたいている母は、「まったくお父さんは、いいとこどりで、ずるい…」と思っているだろう。

娘のドレミと、
「憎まれっ子、世にはばかるって、おばあちゃんのことだよね!」
「もう、子どもじゃないのに、なんで、憎まれっ子っていうんだろう?」
「きっとおばあちゃんは、子どものときから憎たらしい子だったんだよ。」
「あれで、よく友達がいるよね〜。」
「よく結婚できたよね〜。」
「おじいちゃん、可愛そうにだったね〜。」
なんて、冗談混じりに本音の入った会話をよくする。が…
先週泊まりに行ったときに母がつけている「家計簿兼日記帳」がテーブルに開きっぱなしになっていて、
『ドレミちゃんから電話。泊まりにくるとのこと、うれしい』なんて、書いてあるではないか。
「全く…見なきゃ良かったった…」と、しばし胸がくるしくなった。切ない…というより、
「そんなら、憎まれ口をたたくな〜!」と、私は言いたい!

でも、『憎まれっ子』って、子どもでも、おばあさんでも
実は気になっちゃってしょうがない存在なのだ。
そのへんてこな引力に勝てずに、毎週、実家に通い、そのたびにいちゃもんをつけたりつけられたり…、そのたびに父の優しさを思い出す。困ったもんです。


2007年05月30日(水)
締め切り
去年は、ほぼ毎月締め切りのある仕事をもらっていたが、今年は、それがないので、ずいぶん自由だ。
でも、その分、自分自身で、締め切りをつくってメリハリのある生活をこころがけなくてはならない。
なにしろ、締め切りがないと、やる気の出ない性格なのだ。

きょうは、明日必着のY新聞社主催の応募原稿の締め切り日だった。宛先が東京なので、夫に会社近くのポストに投函してもらうようにたのんで、おかげで、とてもフリーな気分で午前中をすごした。あっ、でもそういえば、今月の「ふろむ」合評会の通信を作っておくる仕事がのこっていたっけ…。

それも、たった今おわり、とてもとてもフリーな気分だ。

でも、まてよ…、まだやり忘れてることはないかな?
なにしろ、失くし物と忘れ物の才能には長けている…。

とりあえず、手帳をチェック!
うん、どうやら、だいじょうぶそうだ…。
借りてきた本のなかで、肩の凝らないのを一冊だけ読もう。

次の締め切りは、今月中旬に催される、市の美術展の作品作成(17日搬入)と、創作合宿向け原稿(20日締め切り)と、ふろむ合評用原稿(これは、ダメならパス可能)と、Y社用の応募原稿(30日締め切り)だ。

これでいいのか…と、悩んだきのうの自分はどこへやら…。所詮市レベルだろうが…、収入につながらない締め切りだろうが…楽しく…せっせと頑張ろう〜っと。





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