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ムーンのぽつりぽつり日記
2019年03月07日(木)
庭の花(ふきのとうと、水仙)
卒業シーズンになると、本格的に春だなあ〜と、感じます。

うちの庭にも、春の花が咲いています。


2019年01月25日(金)
こぶたのタミー はじめてのえんそく
おかげさまで、「こぶたのタミー」「こぶたのタミー 学校へ行く」につづき、拙作

「こぶたのタミー はじめてのえんそく」が本日発売になりました。

今回も、イラストの下間さんが、
全ページにわたり、お話にぴったり以上!のイラストを
つけてくださいました。

下間さんは、「ざんねんないきもの事典」の表紙&イラストも手掛けており、超多忙ななか、お仕事をこなしてくれました。感謝いっぱいです…。

3巻のタミーも、可愛がってくださると嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします。


2019年01月20日(日)
「スケッチブック」ー供養絵をめぐる物語ー(Gakken)

ちばるりこ作・シライシユウコ絵




昨日、ふろむのメンバー、ちばるりこさんの出版記念会が
盛岡で開かれました。


供養絵というのは、亡くなった人の肖像画。

もし、生きていたら…なにをしたかっただろうか? 
どんな人生をおくっていただろうか?

そんなことを、想像しながら、亡くなった人の魂に、また残された人の心によりそいながら描かれた絵のことです。

ちばさんは、岩手県遠野のお寺で、供養絵をはじめてみたときからこの供養絵をテーマにした作品をいつか書こうと思っていたそうです。

このものがたりの主人公、紗理奈は、弟が生まれた直後に母を亡くしました。絵が大好きな紗理奈でしたが、コンクールに出した絵が賞をとったことで、学校で心無いうわさがひろがり、絵を描くことの意味を見失ってしまいます。

なつやすみ、遠野のおばあちゃんの家にいった紗理奈は、
お寺で供養絵に巡り合い、亡き母も、供養絵をかいていたことを知ります。
そして、供養絵を描くことで、絵を描くことの意味をみいだしていきます。

供養絵を描くには、(肖像画もそうだと思いますが)、その人をしってその内面まで絵にする必要があります。そういう絵を描けるのって、特別な才能ですよね。

紗理奈は、ただ絵が好きだというのではなく、本質を見る目、絵師の目をしています。それは、亡くなった母譲りの才能なのでしょうし、美術教師の父の才能もうけついでいるのかもしれません。

弟の時哉は、危険を察知する能力をもっており、そこも物語に魅力をくわえています。

イラストもイメージにぴったり。
読み進める中で、いったい紗理奈はどんな絵をスケッチブックに何枚も描きためているんだろう…と読み進めてくるわけで、そのあとに、登場するイラスト。

「あ、なるほど、たしかに、こんな絵に違いない」と、感動思いました。

感動の一作です。


2019年01月01日(火)
平成最後の年
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。


2018年11月25日(土)
天馬のゆめ
天馬のゆめ(新日本出版社)ばんひろこ作

*************

内容(「BOOK」データベースより)

日本が戦争をしていたころ。飛行機乗りになるための訓練用に作られた、木造・布張りの小さな飛行機がありました。「天馬」です。弱虫でもいい、この重たい爆弾を、海の中に落としてしまえたら―

**********

こちらは、2016年に出版された本です。ばんひろこさんは、やさしい可愛い幼年童話などを、たくさん書かれている作家さんですが、これは、戦争の時代のおはなし。

それも、飛行機が主人公です。子どものような心をもった飛行機、天馬がなぜ、若者をのせ、機関銃でうたれ、海に沈んでいかなければならなかったのか…。幼年童話という形式で戦争の時代をこんな風にえがけるとは…。感動の一作でした。


2018年11月18日(土)
ラケットはつくれない
ラケットはつくれない、もうつくれない(梨の木舎)青海美砂作

青海さんのデビュー作です。偶然にも戦時中の作品をつづけて読みました。

青海さんのご実家だった、東京都荒川区の町工場が物語の舞台。モデルはご両親とお兄様だそうです。ストーリーは青海さんの創作とのことですが、実際にテニスラケットを作っていて、国家総動員法により、ラケットから軍需品を作ることになったことは、事実だそうで、ご本人の経験に基づいた部分が多いからこそでしょうか…物語にリアルなその時代の風が吹いているように感じました。


2018年11月11日(土)
マレスケの虹
マレスケの虹(小峰書店)森川成美作


次々長編を出版されている森川さん、「アサギをよぶ声」シリーズが有名ですが、ご自身のルーツがハワイに通じていらっしゃるとか…。ハワイが舞台の「フラフラデイズ」とは全く違った読み応えのある作品でした。

舞台は、1941年〜1944年のハワイ。主人公はコニシマレスケ〈マレスケは、熊本からハワイへ移住したじいちゃんがつけた名前)。日系3世である、マレスケはアメリカ人として誇らしい気持ちをもっており、放課後に通う日本語学校に複雑な思いをいだいている。そんな12月のある日、パールハーバーが日本の戦闘機に爆撃された…。戦時下で揺れ動く少年の気持ち、理不尽な社会が見事に描かれています。

志願兵になりフランスで戦死した兄の手紙に書かれた、「どっちがの味方をしてどっちかの非難をしなくてもいい世の中がくればいい」という一文が、心に残ります。


2018年07月22日(日)
ぼくらのジャロン
山崎玲子さんの、「ぼくらのジャロン」が、
夏休みのすいせん図書になりました!

★★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

そんとく、しょうま、げんちゃんの三人組は、ある日、川原で、作りかけの、ふしぎな像を見つける。石を積み上げて作ったそれは、やがて鎧をまとい、剣を、高くかかげた姿になっていった。いったいだれが、いつ、なんのために作っている?そんとくたちは、像を「勇者X」と名付けて探るうちに、思いがけないことがつぎつぎと…。

★★

山崎さんは、私も所属している児童文学同人、「ふろむ」の
メンバー。
「ぼくらのジャロン」は、原稿のときから、おもしろい! と、思った作品です。その作品が、セリフや展開順、
ネーミングなど、細部を練り上げることにより、さらに
説得力のある魅力的な作品になりました。

まず、でだしの情景、石段や杉並木の景色が鮮やかに目に浮かびます。ジャロンて、どんな像? どうやってつくっているの? どんどん読み進めたくなる作品です。





2018年07月21日(土)
ぼくたちのパラダイス
にしがきようこさんの新刊のご紹介です!

★★★★★

内容(「BOOK」データベースより)

おじさんの別荘に行くことになった。でも、そこは想像していたのとは、ぜんぜん違った。5時間もきつい山登りの末にたどりついたのは、電気も通ってない山小屋だったのだ。ぼくの優雅な夏休みは、どうなることやら?

★★★★★

にしがきさんは、若いころに山登りもされていたとのこと。
それにしても、詳細な作業や山小屋での生活、風景の描写、表現が見事です。
なぜか、雷を予知してしまうという特殊体質の主人公も独特。
おじさん&大学生たちが魅力的でした。ラスト、無謀な行動にハラハラしつつ、主人公の特性を生かした活躍が物語のラスト、感動でした。




2018年07月15日(日)
ドリーム・プロジェクト
次々に新刊をだされている濱野京子さんの、新作です。


★★★★★
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
中学2年生の拓真は、かつて過ごした古い家を懐かしむ祖父・勇を気にかけていた。家屋の修繕を願っていた拓真は、同級生・日菜子からの提案で地域の憩いの場として古民家再生を試みることになり…。インターネットを通じて、家族、同級生、学校、地域、企業をも巻き込んでの挑戦が始まった。

★★
クラウド・ファンデイングという、言葉はしっているけれど、いったいどういう仕組みで運営されているの?
そんな疑問に答えてくれる本です。
濱野さんは、今回もクラウド・ファンデイングの会社を取材されたとのこと。
どれだけの子どもが、実際に、クラウド・ファンデングをやるかどうかは別として、児童書の時は、しっかり子どもにわかりやすく、というのを心がけているのでしょう。
今回も大変おもしろく、勉強になり、かつ興味深く読みすすめられるお得な1冊です。


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